JAZZ LABO BLOG

マイルス・デイビス

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JAZZ LABOの生徒の皆さんは恐らく知らないという人はいないとは思いますが、あまり知らないという方のために少し...。

彼は『ジャズの帝王』といわれた人物です。
もはや、この人無しにはジャズは語れないというのは当たり前になり、今やジャズという枠組だけでなく、人類が生み出した『音楽』という芸術を語るうえでも、欠かすことのできない人物というのは皆さんご存知の通りです。
マイルスの特筆する点はプレイや作曲、アレンジや理論的法則の構築などなど個人での音楽能力もさることながら、彼のバンドに所属したメンバーは皆とてつもないスーパー・ミュージシャンということがあげられると思います。
たとえば1950年代のマイルスバンドのメンバーは、ジョン・コルトレーン(サックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)、キャノンボール・アダレイ(サックス)と、とんでもないメンバーです。
ここに60年代初めになると鍵盤にビル・エヴァンスやウィントン・ケリーが、サックスにはソニー・スティットやハンク・モブレーが加わっていきます。
60年代中期には鍵盤はハービーハンコックに変わり、サックスにウェインショーター、ドラムはトニーウイリアムズ、、ベースにロンカーター。そして後期になると鍵盤はチックコリアに変わっていきます。
70年代に入りサウンドにロック色が加わる始める頃になるとギターにはジョンマクラフィン、鍵盤にはキースジャレットが加入します。

ここまでをみても、彼のバンドのメンバーが世界のトッププレイヤーであることがよくわかると思います。またさらに特筆するべき点は、皆彼のバンドに加入したのは20代(中には10代も)ということ。すなわち、すでにどこかの球団で4番を打っているバッターをFAでとってくるのとはわけが違います。
そう、彼は「スカウト」としてもとてつもない眼力をもっていました。
常に世界中の若手ミュージシャンの情報を仕入れ、自身が才能があると思ったプレイヤーは引き抜き育てる。そして彼の元を巣立ったアーティストは超一流アーティストとして今日まで世界中で活躍を続けています。

-後半に続く-


2013年10月30日 11:44

U-zhaan(ユザーン)スペシャルセミナー開催!

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日本を代表するタブラ奏者、U-zhaan(ユザーン)さんのスペシャルセミナーが開催されました。
今回は「民族音楽と現代音楽を考える」ということをテーマにおこなわれましたが、ユザーンさんも正直こんなこと一度も考えたことないと冒頭におっしゃってました(笑)
しかし、お話を伺ううちに、やはりこの国で音楽をおこなうにあたり、やはりいろんなことを考えていらっしゃることがよくわかりました。

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民族音楽を本気でやろうと思ったら、その国に生まれ、幼い頃からやっているミュージシャンには到底かなわない。それを承知のうえでどうやったら自分のスタイルをこの国の音楽で活かせるのか?ユザーンさんがいままでコラボしてきたミュージシャンの方々の演奏を紹介しながらのお話でしではさまざまなことを知ることができました。
なかでもレイハラカミさんとの楽曲は圧巻の一言で、この一曲で確実に会場の空気が変わっていくのが感じられました。

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今回はゲストとしてサックス科の後関先生にもご登場いただき、演奏にも参加していただきましたm(_ _)m

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印象的だったのは最後の質疑応答のコーナーで生徒からの「これからの夢や目標はありますか?」の問いに対し、しばらく考えたあとで「もっと上手くなりたい」とおっしゃっていたこと。
練習に関しても「練習しか無いよ。上手くなればもっと音楽が楽しくなる。
1曲通した練習よりも上手く行かない箇所を2秒切り取った練習を7000回ぐらいやったほうがいい」と、ユザーンさんらしいお言葉をいただきました。

参加者の方は、この日からまた練習にたいする取り組み方が変わったことと思います。

質問コーナーの時間だけでも30分以上、数々の質問が飛び、予定時間をオーバーしてのセミナーでしたが、これからの音楽家を目指す皆さんにとっては大変有意義な素晴らしい時間となりました。あらためて今回お忙しい中、時間を割いていただいたユザーンさん、そして後関先生ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m

今回の詳細は後日特設ページにアップ致します。


2013年10月 2日 14:26
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