JAZZ LABO BLOG

菊地成孔×クリヤマコト スペシャルセミナー

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サックス科卒業生の菊地成孔さんとピアノ科クリヤマコト先生によるジャズラボのスペシャルセミナーが開催されました!今回のお題目は↓

『リズム感だけが曖昧な価値になるのは何故か?~モダン・ポリリズムがこじ開けるジャズの未来~』

リズムセクションだけではなく、あらゆる楽器の演奏に、ポリリズム~タイムストレッチ~揺らぎのアプローチが求められている現在、その状況に極めて意欲的な菊地成孔さんとクリヤマコト先生に作・編曲、ソロ 演奏、歌い方、ラップから演奏への逆影響等々について対談形式でレクチャーしていただきました。

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ポピュラーミュージックにおいて、ハーモニーやメロディーに関する理論的研究や教育は古来よりおこなわれてきましたが、リズム(グルーヴ)に関することはいまだにミュージシャン個人のノリや主観に委ねられ、いまいち定義めいたものが確立していないのが現実。
近年のポピュラーミュージックではこのノリやグルーヴが非常に重用視されており、音楽の教育現場でもこういったことをもっと確立したカリキュラム化をし、教育していく必要があるのでは?といったお話からスタートしました。

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ジャズではよく『スイングしなけりゃ意味が無い』といった言葉を耳にしますし、ブラックミュージックに関しては常に『グルーヴ』ということを意識します。このスイングやグルーヴの定義というものはなんなのか? どうなっていればスイングなのか? グルーヴしているのか?
これが非常に曖昧で、演奏者が『グルーヴしてる!』と思っていればそれはグルーヴしているのでしょうし、聞き手が『あの人はめっちゃスイングしてる!』と思えばスイングしている。その程度の曖昧な解釈でしかありません。
しかし、その曖昧な解釈の部分が、現代において最も重要といわれている要素になってきています。ここをどう確立していくのか?
90分に渡りお二人に徹底的にレクチャーしていただきました。

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会場にはジャズ科の生徒はもちろん、プロミュージシャンコースの生徒やヴォーカル科、シンガーソングライター科の方など多くの方が来場しその解説に耳を傾けました。
おそらく国内の音楽教育機関でここまで『グルーヴ』を語りつくしたセミナーはなかったのではないでしょうか?
いづれ当校でもグルーヴやスイングなどポリリズムに特化したレッスンを開講できればと思っております。

また当日の映像は後日校内にて貸し出しいたしますので、当日参加できなかった在校生は是非レンタルしてみてください! ※外部の方へのレンタルはいたしませんm(_ _)m

2013年9月 9日 15:52
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