音楽学校メーザー・ハウスが運営する国内最高峰のJAZZ教育機関「JAZZ LABO - ジャズ・ラボ」
スイング
寒気がやってきました。西高東低の気圧配置、冬型であります。天気予報など見るにつけ、太平洋側の晴れの予想など、日本海側に暮らす方々にとっては恨めしくさえ感じる季節でありましょう。去年は雪、あまり降らなかった。今年はどうやら雪の日が多くなりそうです。どうぞご自愛くだい。
○スイングのリズムとはどんなものなのでしょうか?
矢堀先生はどのように考え、また練習してこられたのかお聞かせ下さい。(東京都・
学生22才)
跳ねる、跳ねないと、巷では色々な意見があります。初心者の方に見受けられるのが「跳ねるスタッカート」の音符です。
スイングもしくはジャズというキーワードに対してそのような先入観、あるのは確かなことです。たしかに、シャッフル、バウンス、という言葉じゃあるが、3連符の頭とケツで表裏というもので決定しているものではありません。
まず、「ジャズが跳ねる」という先入観、どこでそれを知ったのか、または誰にそう聞いたのかわかりませんが、一度、完全に払拭することをお勧めします。パット・マルティーノ、パット・メセニー、ジョー・パスの4ビートを聞いてください。それぞれそのバウンスは相違しております。しかし、そのバウンスは曲中揺るぎなく、常に一定のタイミングであります。
一定のタイミングを作るには練習が必要です。私はまだその練習をやっている。メトロノームで適当なテンポを出し、それを裏の位置に聞きます。その時の裏の位置が自分の裏のタイミングとなります。マルティーノの様に弾きたければそれは表:裏=1:1に限りなく近づきましょう。ジョー・パスなら限りなく2:1だ。でも2:1じゃない。人間はアナログです。細かい数字は気にしなくてよい。
気持ちの良いところで一定に聞くことが出来たら知っているフレーズをそれに合わせて弾いてみて下さい。但し、スタッカートじゃ駄目だ。レガートじゃなきゃいかん。メトロノームのテンポ40~170まで練習してください。まんべんなくでなくていい。その日の気分で選んだ数値で1時間くらいやればいいのです。以上。
2009年12月17日 17:38







